荻窪教会のあゆみ

各会々長からのメッセージ


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地域社会と密接に 世界の開かれた窓
教会のリーダー目指す 夢と期待と決意

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地域社会と密接に             

円心会長   島田 重五郎

 長い間の念願が成就し、全会員総力あげての結びにより、今日立派な新殿堂が授かりました。3代教主様のお遂断を頂きながら、多くの方々のご尽力の賜ものと、深く肝に銘じ感謝せざるを得ません。
 平成3年の新春に、新殿堂が完成するという本当にめでたく“新生荻窪教会”が新たな気分でスタートするわけです。かえりみれば、数年前から教会の建物が、『極度』に傷みはじめ、いたるところから雨漏りする始末でした。室内の壁は雨水で変色して崩れたり、いろいろな手段を講じて補修してきましたが、どうにもなりませんでした。
 これではという皆さんのお声と熱意により、昨年早々本格的に建設の献身に取り組んだことは、まだ記憶に新しいことです。私たち円心会は、社会の荒波を乗り越え、多くの経験を重ねた人たちに、1人でも多くの方々に参加頂き、体験を生かしてお互いに心健康に注意して会員増強の献身をさせて頂きます。そして世界平和のため、少しでも貢献させて頂き、新殿堂が地域社会のため多く活用されるよう努力いたします。

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世界平和の開かれた窓

婦人会長   橋本 操

 夢・現実・完成、待ちに待った新殿堂の落成を心からおよろこび申しあげます。
 婦人会の皆さまには建設中、仮教会において様々な教会行事にみささげを心楽しく結ばせて頂きましたことを感銘し、これがきっと懐かしい思い出として残ると存じます。
 新殿堂が出来ました。さあ!私たちは何をさせて頂くべきか。皆さんのお知恵を拝借いたしたくよろしくお願いします。
 まず、信友芸術に座談会に、さらに各種講座を盛りあげながら、PLの教えを広く伝えていきましょう。新殿堂は、地域社会に役立ち、多くの人が集い、救われ世界平和の開かれた窓口として有効に機能するのに相応しい課題がございます。これら課題は、神業としていかなることにも教主様の遂断を頂きながら、新しい心で、笑顔さわやかに、やさしさ、思いやり、そして腰軽にPL婦人として順応させて頂くべく、努力をしてまいりたいと念願いたし、よろしく結んで下さるようお願いします。

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教会のリーダー目指す

壮年会長   伊東 征幸

 平成3年1月19、20の両日聖地で開かれた開運錬成参加者の男女比率は、約男性1に対し女性3でした。ところが荻窪教会の場合は、他教会に比べ男性比率が高く男性1に対し女性2の割合で、壮年、青年を中心に男性軍の活躍が目立ってきました。
 ところで昨今、湾岸戦争で大量の人殺しを図り、大切な建造物が破壊されました。その国に住む人にとっては何の理由もなく、ある日突然富と命を失うことにもなります。
 なぜこのようなことになるのか。その国のリーダーのやり方、判断が大きく影響する。これは企業においてもまた家庭においても、リーダーのやり方判断が回りに及ぼす影響は大きい。最近、父親の家庭内の地位は低下傾向にあるが、家のリーダーたる自覚とともに、リーダーが他に及ぼす影響について、改めて認識したい。
 私たち壮年会としても教会内のリーダーシップがとれるよう、会員倍増を計り婦人会とも協力し、各方面でさらに活躍する考えです。

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夢と期待と決意

青年部長   中村 和文

 新殿堂の完成により、私にとっては3つ目の荻窪教会の建物となります。私が小学生の頃の木造の教会では、親につれられて朝詣りを行ったこと、感謝祭の時に、くじ引きで賞品をもらったことなどが、今でも思い出に残っています。そして旧教会では、青年部になってから10年余りの間の様々な活動や体験が鮮明に記憶に残っています。
 それぞれの年代で、信仰を通し素晴らしい思い出をつくっていきたい。教会と共に、芸術生活を目指していきたいと思います。10年後、20年後、今の自分達を思い出すこともあるだろう。そのとき、人に誇れるようなことを話したい、そういう青年部でありたいのです。
 新しい教会の中で、自分達の人間力を向上していきたいし、そんな思い出をつくりたいものです。青年部活動をしてきた旧教会の建物は、小さくて物足りなくも思えた。そして青年部から壮年会に近づいている今、この新殿堂で私は何と思うだろうか。
 夢と期待と、決意を持ってこの教会にお詣りしよう。


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- 荻窪教会のあゆみ 目次 -
表紙 PL宣言 祝辞 各会々長メッセージ 荻窪教会新殿堂落成式祭文
荻窪教会沿革史・年表 右田次男先生の懐かしい日記
荻窪教会長時代のよき想い出 座談会「荻窪教会草創期を語る」
写真で見る教会史 新殿堂落成までの歩み 新殿堂の概要
編集後記